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レッスン室から

この間、一人の生徒さんがツェルニーの練習曲を持って来ました。熱心に勉強する生徒さんで、仕上げの段階に入っていますが、ミスなく通すことに苦戦していました。家での練習では出来たことがあるというのでよく聞いてみると、練習をひと通り終えて最後に通すと出来るとのことでした。

このような場合に必要なことは、翌日につながるような練習です。練習の最後に通すときに神経を研ぎ澄ませて、自分が演奏している感覚を記憶し、上手く弾けたならばそれを翌日まで忘れないようにしようと意識することです。そして翌日は練習の初めにまずいきなり通して弾いてみるのですが、その時に前日に上手く弾けた状態をそのまま再現するべく全集中力を傾けて演奏します。この「再現」は必ずしも簡単なことではありませんが、このような意識を持って練習を繰り返すことによって確実に出来るようになっていくことと思います。




ブルンネンピアノ教室 Klavierschule Brunnen

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